2024年 3月23日 「認知処理の計算論モデリング」共催: 一橋大学HIAS脳科学研究センター

すみません。福田がスマホ操作に不慣れなため、大切なところの写真がありません。失敗しました。

多くの方々にご参加いただき、研究会を終えることができました。発表者の方々、ご来場いただいた方々、ありがとうございました。

様々な立場、様々な目的からの多くのモデリングに触れることができ、大変に有意義な研究会になったと感じています。計算論モデリングの広がりを感じるとともに、新しい知見をいつも仕入れて続けないとついていけなくなるような不安感も感じました。そういった意味でも、研究分科会が役割を果たせるよう努めていきたいと思います。

招待講演1 遠山 朝子 (一橋大学)
  「ヒトの情報処理過程を理解するための強化学習モデル ―研究の中で感じている問題意識―」

         

遠山先生の講演、強化学習モデルの概要と、ヒトの情報処理過程を理解するために最適化されたモデリングを目指す研究についての講演でした。

招待講演2 浅水屋 剛(一橋大学)
  「MRIでリーガル・マインドを捌く」

       

共催の一橋大学HIAS脳科学研究センターから、浅水屋剛先生の講演をお願いしました。法律判断における脳機能計測研究という、大変に文理融合的で挑戦的な研究成果とその過程における紆余曲折についてお話しいただきました。一橋大学の脳科学研究の将来像が感じられる講演でした。

14:40~ 15:40 Poster発表

活発な議論が交わされていました。8件のポスターでしたが、1時間では全然時間が足りない状態でした。今後も、ポスターが盛り上がる研究会を目指したいと思いました。(写真無し)

2023年10月研究会 優秀発表賞発表 & 受賞者講演

前回研究会のポスター優秀賞に大阪大学の末光揮一朗さんと早稲田大学の女川亮司さんを選出させていただきました。

         

        

末光 揮一朗 (大阪大学)
  「ロボットの主体的意見の獲得とインタラクションにおける機能」

LLMに複数の人格を持たせることで、インタラクションにおける人間らしさを増す研究、ロボットに主体性を持たせることがロボットとのインタラクションをより良くすることを示す研究、いずれも挑戦的で興味深い成果を紹介くださいました。

 

女川 亮司 (早稲田大学)
  「運動意思決定におけるリスク志向バイアスの原因を探る」

運動意思決定におけるリスク志向性についてのよく計画された実験と整った分析によるとてもクオリティの高いプレゼンテーションでした。

 

17:00~17:45 招待講演3

脇坂 崇平(慶応大学)
     「錯覚を用いたVRにおける認知と身体感覚の操作手法」

スライムハンドイリュージョン?の不思議なデモもしていただき、全身触覚錯覚とVRの融合の可能性を大いに感じさせてくれる大変興味深く、面白い講演でした。(写真なし。ほんとうにすみません。)

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